地域にある名古屋市東区税務署の主催で、税理士の和田義雄先生に名古屋キャンパスに来ていただきました。税の仕組みや税理士の仕事を、1年生の生徒たちに分かりやすく説明していただきました。
しごと講話：2013/10/11
計画・進捗
地域における税務署への職場見学計画時、名古屋キャンパスの職員内に、税務署に知り合いがいることが分かり、すぐにアプローチを掛けることとなりました。アプローチ後直ぐに回答が有り、8月26日に税務署の担当者が、名古屋キャンパスに来訪することとなりました。
「職場見学より、こちらから税についての話を高校生にさせていただきたい」と提案が有り、その意向を受けて授業計画を変更することにしました。税務署の方は「税務署と関係の深い税理士が居り、その方の話は分かりやすく面白い。是非その方に話をさせてください。」と担当者提案もいただいて、実施することとなりました。内容も「税の仕組みと税理士の仕事」と決まり、対象者は1年生を主として開催することにしました。
事前打合せ ・ 事前学習
事前学習として、10月7日に税理士についての小冊子を参加生徒に配り、事前に読んでくるように指導。また、1年生の朝のホームルームにて、税について説明を繰り返し実施していくことで準備を進めました。
当日の様子
10月11日。午後より税理士の方々に来ていただき「税の仕組みと税理士の仕事」の授業を展開。ご一緒にもう1名の税理士の方と東区税務署の方も同行される。最初に東区税務署の方が用意してきたDVDのアニメを鑑賞。国税庁が若者向けにつくったアニメにより、生徒たちも楽しく鑑賞できたようです。
その後、税理士和田義雄先生が、パワーポイントを使って、税の仕組みと税理士の仕事を分かりやすく説明。本当に楽しく分かりやすく話をされることから、生徒たちは最後まで集中して話に聞き入っていました。終了後、生徒たちと和田義雄先生とで記念写真となりました。
事後学習
事後学習として、東区税務署より依頼されたアンケート用紙を記入。そしてワークシートに意見や感想を記入し、皆でお礼の寄せ書きを行って、学校新聞を同封して税理士の和田義雄先生と東区税務署の方々に送りました。
所感 ・ 振り返り
90分の授業を休憩無しで行ったのですが、アニメなどを取り入れながらの授業であったことから、生徒たちは集中して授業を受けていました。中でも国債の話には、興味や関心が非常に高かったようです。「今の大人たちがつくった国債という名の借金は、いつか10代の皆さん方や、さらに若い方々が税金として、いずれ支払っていかないといけない｣と言う言葉に、非常に衝撃を受けた生徒もいたようです。｢今の話は本当ですか？」と確認する生徒たちが幾人も出ました。税について、自分のこととして問題意識を持てたようです。
協力者 ・ 生徒の声
<生徒の声>
今まで税金は2、3種類ぐらいしか知らなかったけれど、50種類以上あると分かって、とても勉強になりました。国の赤字も予想以上に多くて驚きました。
協力先名・URL
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校（名古屋キャンパス） 1年次生
男子7名、女子11名