皆を喜ばせよう!「夏祭りボランティア」(秋田県・高校生)


社会福祉法人晃和会さんが運営している「ひだまりサービスセンター」。秋田駅に隣接する拠点センターALVE内にあります。秋田駅を利用する生徒たちも普段から「ひだまりサービスセンター」に通うご年配の方を見かけています。秋田キャンパスでは毎年、「ひだまりサービスセンター」の夏祭りのボランティアをしています。今年も施設のご年配の方々を喜ばせたいという気持ちでボランティアに臨みました。

 

ボランティア実施日:2013/7/29

計画・進捗

生徒たちに夏休みに企画している3つのボランティアを紹介しました。生徒自身がその中から選び、参加メンバーを決定していきます。夏祭りボランティアでは、福祉や医療、人と触れ合うことに興味がある生徒7名が立候補してくれました。昨年参加した生徒たちもいるのでとても心強いです。

続きを読む

夏祭りボランティアでは、かき氷や焼き鳥、べっこう飴、ゲームなどの屋台を担当し、利用者さんやその家族の方々に振る舞います。何よりも利用者の方々とお話できることを生徒たちは楽しみにしています。

事前打合せ ・ 事前学習

「ひだまりサービスセンター」の概要や利用者さんの様子、ボランティアをする上で大切なことや注意すべきことを共有しました。他の高校や専門学校の生徒たちも参加するので、協力しながら交流を深めていきます。7月29日(月)~8月2日(金)までの5日間、7人の生徒たちが交代でボランティアに入ります。ボランティア開始と終了後にキャンパスに連絡する生徒を決め、ボランティアに臨みました。

当日の様子

7月29日(月)~8月2日(金)までの5日間、夏祭りボランティアを実施しました。最初のうちは経験のある生徒でも少し緊張しているようでしたが、施設の職員さんから説明を聞き、お話をすることで少しずつ緊張が解けていきました。今年は主にやきとりやゲームなどの屋台を担当しました。

続きを読む

やきとりは人気が高く、利用者の方々が喜んで食べに来てくださいました。「どこの高校?」「今、何年生なの?」など、利用者の方や職員の方から話しかけられ、緊張しながらも話が盛り上がり、生徒たちに笑顔が見られます。また、職員の方々も夏祭りを盛り上げようと変装グッズを身に付け、利用者の方々を喜ばせていました。その姿を見て、生徒たちも人を喜ばせることの大切さを感じているようでした。

屋台の準備中です。
屋台の準備中です。
利用者の方々に食べていただきたい。準備にも力が入ります。
利用者の方々に食べていただきたい。準備にも力が入ります。

焼き鳥は大人気。美味しそうに召し上がってくださる姿に生徒たちも嬉しそうです。
焼き鳥は大人気。美味しそうに召し上がってくださる姿に生徒たちも嬉しそうです。

事後学習

事後学習では、生徒一人ひとりに話を聞きました。みな充実感を覚えている様子で、「職員の方々や利用者の方々と接し話ができて、とても楽しかった」「日頃ご年配の方々と接する機会が少ないので、お話ができて良かった」「まだまだできていないなと思うところもあったけれど、そういうことも学べて良かった」との感想が聞かれました。

続きを読む

参加した生徒全員が3年生なので、高校卒業後の希望進路の実現に向けて、この経験を活かして欲しいと感じました。

所感 ・ 振り返り

夏祭りボランティアには、主催する職員の方々、秋田キャンパスや他校の生徒たちなどたくさんの人たちが関わっています。職員の方々が変装して夏祭りを盛り上げている姿、他校の生徒たちが利用者の方々と同じ視点になるような位置で話しかけている姿など、学んだ点がたくさんあります。

続きを読む

後日、「ひだまりサービスセンター」さんからお礼の手紙が届きました。来年もまた参加し、より多くの利用者の方々に喜んでもらいたいと思いました。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(秋田キャンパス) 3年次生

男子1名、女子6名