ボランティア活動を通じて、地域に貢献する(富山県・高校生)



これまでも地域のボランティア活動に参加してきたが、今回は夏休み中であることから、今まで参加していなかった生徒にも声をかけることにした。結果、13名が初のボランティア参加となり、多くの生徒の参加が得られた。

ボランティア実施日:2013/8/25

計画・進捗

日本テレビ系列「24時間テレビ 愛は地球を救う」の募金ボランティア。多くの人々の優しさに触れることはもちろん、全国的に注目されている大きな活動に参加することで、マナーを守って行動し、社会貢献について考えてもらうきっかけにしたいという想いで計画した。

打合せ・事前学習

7月19日、北日本放送を通じて、24時間テレビのボランティアを申し込む。その後、社会福祉協議会と打ち合わせをして、参加予定人数・募金会場を決定。

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7月末より参加希望者を募り、希望生徒の保護者に参加の同意をいただく。

8月20日、参加希望者21名を対象に、事前説明会を実施。ボランティア活動の意義や現在全国で行われているボランティア活動の状況を学ぶ。また、午前・午後の2班に分かれて、当日の集合方法や役割分担を決める。

当日の様子

8月25日、午前の班(10名)は、9時30分に会場に集合。ボランティア取りまとめの北日本放送の方に挨拶の後、注意事項を確認。ボランティア活動をする者として、最後まで責任ある行動をするように説明を受ける。

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その後、10時まで会場の設営を手伝い、募金活動を開始。朝早くから訪れた方々から募金を頂く。初めは小さな声だった生徒たちも徐々に大きな声が出てきて、どの生徒も「ありがとうございました」と丁寧に挨拶ができるようになった。交代で休憩を挟み、午後2時30分まで活動を実施した。

1年生も参加しました。恥ずかしかったけれど、大きな声を出せるようになりました。
1年生も参加しました。恥ずかしかったけれど、大きな声を出せるようになりました。
たくさんの生徒が参加。
たくさんの生徒が参加。

多くの方に募金を頂きました。
多くの方に募金を頂きました。
一人ひとりの善意が寄せられました。
一人ひとりの善意が寄せられました。

事後学習

8月26日、活動を振り返り、話し合いを行う。「初めは恥ずかしかったが、徐々にボランティア活動をしていることの喜びを実感し、声が大きくなった」「今後も継続してボランティア活動をしたい」「小さな子供から高齢者までたくさんの方が募金をしてくれて嬉しかった」などの声の一方、「集めた募金がどのように使われているのかを知ることが大事」という意見もあがった。

所感・振返り

生徒たちは、多くの方に励ましの声をいただいたことに大変感動した様子だった。どの生徒も最後までやり遂げて、ボランティア活動の大変さとやり甲斐を感じていた。今後も継続して活動したいという生徒や、将来の進路について考えるきっかけになった生徒もいて、貴重な経験になった。

協力者・生徒の声

<生徒の声>

参加しようかどうか悩んでいましたが、親から「いい経験になるから」と言われて参加しました。夏の暑い中で立ちっぱなしだったので疲れました。でも小さな女の子が募金をしてくれたり、おばあちゃんから頑張ってねと励まされたり、障害を持つ方から募金をいただいたりしているうちに、「ボランティアってすごいことをしているんだな」と思うようになって疲れが吹き飛びました。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(富山キャンパス) 1~3年次生 

男子11名、女子10名