やすらぎ堤クリーン作戦(新潟県・高校生)



新潟市の「信濃川をきれいにする会」に加盟している新潟キャンパスは、その活動の一環である信濃川にあるやすらぎ堤のクリーン作戦を行いました。実施時間は約1時間、2年生30名で活動しました。

 

職場観察実施日:2013/6/12

計画・進捗

新潟キャンパスは新潟市の「信濃川をきれいにする会」に加盟しています。今年は「地域貢献」をテーマに、第1回目のクリーン作戦を実施することしました。今回活動するのは2年生で、昨年度も2回活動をしています。今年度は、更に清掃範囲を広めることにしました。6月12日の午後から約1時間活動することを計画。新潟の代表的な川、「信濃川」を生徒自身の手できれいにし、ボランティア精神のみならず新潟への郷土愛も更に深まることを期待しての実施です。

 

 

事前打合せ ・ 事前学習

事前学習会
事前学習会

6月10日(月)11時20分に2年生を集めて事前学習を行いました。ボランティアの意味やボランティア清掃をやった後の気持ちを想像しました。一番大切なのは、「なぜボランティアをやるのか」。生徒一人ひとりでテーマを決めて、気持ちを高めていきます。


当日の様子

6月12日(水)13時からクリーン作戦開始です。やすらぎ堤の清掃場所を4つに分けて各7~8名で清掃しました。晴天で非常に暑い中、真剣に清掃している生徒たちの姿は本当に素晴らしかったです。紙くずやガム、木の葉など小さいごみがほとんどでしたが、終了後に4箇所のごみを一つにまとめると、なんと大きなゴミ袋(45L)3袋になりました。生徒の表情は様々で、清々しい表情の生徒もいれば、疲労感のある生徒など、やり終えた達成感が表情に出ていました。

クリーン作戦①
クリーン作戦①
クリーン作戦②
クリーン作戦②

事後学習

事後学習会
事後学習会

清掃終了後、14時10から事後学習会を行いました。事前学習で立てたテーマを達成することができたか、ごみの種類はどのようなものがあったかを思い出し、記入していきます。

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「疲れたが非常に良い経験になった」、「ボランティアの経験が学校以外ではないので、これを機会に少しでもやっていけたらと思う」、「何も求めないところにかっこよさを感じる」など様々な意見が出ましたが、生徒にとって非常に刺激のあるボランティア活動になったかと思います。ボランティア実施の一番のポイントである「なぜボランティアをやるのか」という問いには、表現の仕方は違うものの、生徒それぞれに感じるところがあったようです。


所感 ・ 振り返り

今回のボランティア活動は暑い中、参加生徒30名が汗を流しながら一生懸命活動する姿を見ることができました。ボランティア活動を行うことには抵抗が無く、進んで一生懸命取り組むことができる、生徒たちの新しい一面も見られました。

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「ボランティアの経験が学校以外ではない」。この言葉が、生徒たちを取り巻く環境を物語っていると感じます。自発的にボランティアをするということは、生徒にとって非常に高い壁でしょう。学校でボランティア活動を経験して、ボランティアに対する壁が少しでも低くなり、学校以外でも自発的にボランティア活動に参加していくことを期待しています。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(新潟キャンパス) 2年次生

男子14名、女子16名