ボランティアを通して地域貢献への意識付け(山梨県・高校生)



今回ボランティアで山梨県ボランティア・NPOセンターにてバザー物品の値付け作業のお手伝いをしました。生徒たちは初めてのボランティアで緊張していましたが、作業を通して次第にまわりの方々と打ち解け、終了時には笑顔でお互いをねぎらっていました。

 

ボランティア実施日:2013/7/11

計画・進捗

地域の大人たちと交流を図り、社会に関わっていくことで、生徒たちがお互いに支え合うことの大切さを知り、社会のいろいろな仕事に興味・関心が持てるように、ボランティアを計画しました。山梨県ボランティア・NPOセンターに足を運び、ご紹介いただいたボランティアの中から今回はバザーで販売する物品の値付け作業に参加させていただくことになりました。

事前打合せ ・ 事前学習

7月11日(木)、出発前に今回のボランティア内容の確認、訪問時の挨拶、マナーなどの指導を行いました。今日(7/11)値付けする品物を販売するバザー(翌々日7/13開催)は、「ボランティアバザー」といい、ボランティア・NPOセンターの運営を支援するためのバザーです。

当日の様子

7月11日(木)、職員の方からの作業説明のあと、物品の種類別に値付け作業スタートです。物品は、布類(タオル、シーツ、衣類)、雑貨、陶器、食品、洗剤、石けんの5つの部門にわかれていました。生徒たちはそれぞれ布類部門のシーツと衣類の値付けを担当しました。

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初めてお会いするお年寄りや、障害者の方々との共同作業にはじめは緊張気味で口数の少なかった生徒たちも、「これは100円かな?やっぱり200円位にしようか!」「このシーツは素材を考えて800円にしましょうか?」などと、上手にコミュニケーションを取りながら、作業を進めていきます。積まれた衣類やタオルなどすべてに値を付け終わり、同じグループの方々と談笑する生徒たちの顔は充実感で満たされていました。

みんなで相談しながら値段を決めていきます。
みんなで相談しながら値段を決めていきます。
たくさんの物品に値札を付けていきます。
たくさんの物品に値札を付けていきます。

部屋にあふれかえる物品。協力し合って作業を進めていきます。
部屋にあふれかえる物品。協力し合って作業を進めていきます。

事後学習

後日、ボランティアセンターバザー実行委員会からお礼状をいただきました。
後日、ボランティアセンターバザー実行委員会からお礼状をいただきました。

値付け作業終了後、生徒たちと振り返りを行い、「想像したよりたくさんの人がいて驚いた」「はじめは知らない人との共同作業に不安だったけれど、最後には仲良くなれてよかった」「今度は品物を売る側のボランティアもしてみたい」「またみんなでやりたい」などの声が聞かれました。

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たくさんの物品の値付けは少々大変ではありましたが、生徒たちは、人との関わりから支え合うことを学んだようです。また、中には後日行われた、ボランティアバザーに行ったという生徒もいました。生徒が自ら地域と関わっていこうとする姿勢が見られ、このボランティアが良いきっかけになったと改めて感じ、これからもこのような地域貢献の機会を設けていきたいと思いました。


所感 ・ 振り返り

今回のボランティア活動は生徒たちにとって、地域社会の大人の皆さんと触れ合う大変良い機会となりなした。これからも、ボランティアを通じて、お互いに支え合い、協力し合うことの大切さや地域貢献の意識を育てていこうと思いました。ご協力いただいたボランティア・NPOセンターの方々、ありがとうございました。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(甲府キャンパス) 1~3年次生

女子4名