自衛隊での職場観察・体験(三重県・高校生)




四日市キャンパス徒歩5分のところに自衛隊の四日市地域事務所がある。昨年度は、東北大震災の救助活動の講話を行っていただき、とても身近な存在となっている。講話をきっかけに、将来の進路先として興味を持った生徒もいた。実際に訓練や食事を経験することで、国に貢献する仕事がどのようなものかを知ることができた。

 

職場観察実施日:2013/6/20

計画・進捗

昨年10月17日、講話をしていただいた際に、一日体験入隊のお願いをしていました。既に、自衛隊への進路希望を固めてる生徒もいます。将来の職業の選択肢の一つとして、興味がある生徒以外も参加しました。体験の前日には、担当者様より、改めて参加人数と見学人数の確認のお電話を頂戴するなど、丁寧に対応していただきました。

事前打合せ ・ 事前学習

事前指導
事前指導

事前学習では、自衛隊のホームページを見たり、パンフレットを見たりして、自衛隊への興味関心を深めました。駅での事前指導では、各自1つ以上質問したいことを考え、体験入隊に臨みました。


当日の様子

6月20日9時30分。ご説明いただいた後、自己紹介をしました。「体が小さく体力もないので諦めたが、小さい頃から自衛官に憧れを持っていた」など、生徒それぞれの自衛隊体験への想いが分かりました。教練では敬礼の仕方を教えていただき、みんな真剣な顔で取り組んでいました。教官から、「何事も事前準備が必要なこと、人前で話したりすることに慣れて自分をアピールすることは大切。

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またやるべき時をしっかり見極め、on offを使い分けることも必要」だと教えていただきました。その後、食堂で隊員の方たちと一緒に食事をしたり、AEDの使用方法、止血の方法などを体験したり、銃器を見たりして、「知らないことをいっぱい経験できて良かった」「見たことの無いものばかりだった」「自衛隊の活動を知って尊敬した」「今まで考えたこともなかったことを学べてもっと知りたくなった」「厳しそうだけど楽しそう」という感想が聞かれ、過酷な自衛隊の仕事に対し、感謝の気持ちを更に深くした生徒や、自衛隊への希望進路への気持ちが更に固まった生徒がいました。



事後学習

四日市事務所にお礼に伺いました
四日市事務所にお礼に伺いました

6月24日、事後学習を実施。感謝の手紙を書きました。見学して気付いたこと、興味を持ち発見したこと、これからに役立ちそうなことをそれぞれ発表しました。1週間後、お礼状を持って自衛隊四日市事務所を訪問しました。


所感 ・ 振り返り

国民や国に貢献する自衛隊の責任感と任務の重さを知ったようです。また、何事にも事前準備が必要で自分をアピールすることの大切さを学びました。それは全ての仕事に通じ、豊富な知識に裏付けされていることも確認できたようです。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(四日市キャンパス) 2・3年次生

男子1名、女子5名