自衛隊の仕事とは(栃木県・高校生)


自衛隊の山本さんと永里さんにお越しいただき、「自衛隊とはどんな仕事をしているのか」「自衛隊で働くことによりどう社会に貢献できるのか」についてお話ししていただきました。生徒達は想像以上の仕事の種類に驚いた様子でした。また、山本さんご自身の硫黄島での勤務体験についてのお話もしてくださり、めったに聞けない話に生徒達も興味深々でした。

 

しごと講話:2013/7/12

計画・進捗

最初に電話で「職場観察」や「しごと講話」などの私達の取り組みについて説明したところ賛同してくださり、6月の自衛隊栃木地方協力本部での職場観察、7月のしごと講話を快く引き受けてくださいました。その後、宇都宮キャンパスで時間や内容、準備物の打ち合わせをしました。

事前打合せ ・ 事前学習

自衛隊の涌井さんと数回打ち合わせをしました。自衛隊の仕事を理解し、生徒達に「自分も何か地域貢献したい」と思ってもらいたいと趣旨を伝えました。また、学んだことや感想、気づきを書けるシートを用意し、生徒が講話の内容を整理できるようにしました。

当日の様子

7月12日。まず、控室で山本さんと永里さんと最終打ち合わせを行いました。そして、教室にて山本さんと永里さんの紹介後、山本さんの講話がスタート。今回の講話には23名の生徒が参加しました。生徒達はメモを取りながら、自衛隊のしくみや仕事内容を熱心に聞いていました。

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東日本大震災のDVDの視聴の際もスライド一点をじっと見つめ、熱心に映像を視聴していました。最後に山本さんが実際に勤務した硫黄島での体験についてお話をしてくださいました。生徒達は「硫黄島にいない動物はなんでしょう?」という山本さんから出題されたクイズに真剣に考え、大きな声で答えを述べていました。生徒達は映画とゆかりのある地に興味深々でした。

山本さんの熱弁
山本さんの熱弁
自衛隊のしくみについて分かりやすく説明いただいています
自衛隊のしくみについて分かりやすく説明いただいています

みんな真剣にDVDを視聴中
みんな真剣にDVDを視聴中

事後学習

しごと講話を聞いた後、生徒達に自衛隊について新たに学んだこと、講話を聞いての感想と気づきをまとめてもらいました。まとめてもらったものを見ると、「東日本大震災の際に自衛隊の方々のおかげでたくさんの命が救われたことに感動した」「自衛隊を身近に感じることができた」などが書かれており、自衛隊の偉大さを感じ取ることができたようです。

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東日本大震災でより身近に感じられた自衛隊。様々な形で他者貢献している自衛隊の仕事を通して、誰かのために働くことの大切さに気づき、そのような仕事がしたいとの声がたくさんあがりました。

所感 ・ 振り返り

生徒達は今回の講話を受けて、自衛隊についての知識を深め、自衛隊の仕事や働きがいについて知ることができたと思います。支えてくれている身近な存在に気づけたことは自分のこれからの行動に必ずつながるはずです。これからも生徒達が「貢献する」ことの大切さに気づける講話を増やしていきたいです。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(宇都宮キャンパス) 1~3年次生

23名