郵便局ってどんなところ?(栃木県・高校生)


本校が取り組む、「地域全体を『学校』と捉えた教育」の趣旨を説明し、職場観察のお願いをしました。地元、千手町郵便局が快く引き受けてくださり、当日は、受付を担当する方の隣りで、業務をしっかり観察できるご配慮もいただきました。生徒は事前に、郵便局の仕事を学習し、注意事項を確認した上で参加しました。観察を通じて、新たな発見や気づきを得ることができました。

 

職場観察実施日:2013/6/26

計画・進捗

訪問先の千手町郵便局
訪問先の千手町郵便局

民営化され日本郵便株式会社となった郵便局。日常生活の一端を担う機関として、欠くことのできない存在である。そこで、普段の利用からは知ることができない歴史や、内部の業務を理解することを目的に、職場観察の実施を計画しました。

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体験して得た新たな気づきは、予想以上に多く、局長の手塚さんからは、郵便局員になるための極意まで教えていただきました。


事前打合せ ・ 事前学習

体験での注意事項を確認し、クイズ形式で郵便局の仕事について学習しました。また、インタビューシートを使い、当日する質問を準備しました。

当日の様子

6月26日、キャンパス近くの千手町郵便局を訪問。大きな声で挨拶します。まず、局長の手塚さんから郵便局の歴史についてお話を伺いました。明治4年の郵便創業から142年の歴史があるということを知って驚きます。次に、実際の業務を見学させていただきました。従業員の方々は、忙しい中でも丁寧に仕事について色々と教えてくださいました。

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職場観察の後、局長さんに、事前に考えてあった質問をします。「郵便局員になるためには?」という質問には、「学校の勉強はもちろんのことですが、新聞を読むことも大切です」とお答えいただきました。学校における教科の勉強以外にも、普段の生活の中で身につけていく一つひとつが、将来の役に立つということを学びました。

お仕事を見学中
お仕事を見学中
局長さんからの貴重なお話を伺いました
局長さんからの貴重なお話を伺いました

事後学習

6月27日、今回の職場観察で学んだことをまとめました。「郵便、貯金、保険の仕事を4人で行っていたのが大変そうだった」「来客は年配の方が多く、従業員の方々が、誰にでも笑顔を絶やさず接客しているのが、すごいと思った」など、たくさんの気づきが書かれていました。また、郵便局の方々に向けたお礼の言葉には、生徒の感謝の気持ちが溢れてました。

所感 ・ 振り返り

今回の見学によって、社会に出る上で学生の時に学ばなければならないことを認識できたようです。より多くの生徒に、学生時代に何をすべきなのかを明確に示していくためにも、今後も積極的に職場観察を実施していきたいと思います。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(宇都宮キャンパス) 2年次生

男子1名