テレビ局を訪問して、情報を伝える仕事を学ぶ。(愛知県・高校生)



名古屋市に日本テレビ系列の中京テレビがあります。その中京テレビが東海地方で放映している「キャッチ!」という番組のスタジオを見学をさせていただきました。

 

職場観察実施日:2013/5/15

計画・進捗

具体的に自分の将来像を描け、働くことについて理解ができるように、生徒たちの興味・関心が高いテレビ局への訪問を計画しました。

事前打合せ ・ 事前学習

事前学習では、名古屋にあるテレビ局や放映されている番組について調べました。また、出発前にマナーの確認も行いました。

当日の様子

5月15日、中京テレビを訪問。まず、テレビ局全体の仕事についてご説明いただきました。次に、局の各場所を見学します。東海地方で放映の番組「キャッチ!」の撮影スタジオでは、カメラマンの方からテレビカメラの撮影方法を教わり、生徒たちはみな熱心に話を聞いていました。その後、案内の方より、「テレビ局には公共の電波を使っている責任があります。カメラマンでも何でも撮影できるわけではなく、公共性のあるものを撮影していく責任があり、バラエテイに出演しているタレントさんも面白く話す努力をし、公共性に反する発言をしないよう気をつけています」とのお話がありました。生徒たちもこの言葉を真剣に受け止めていたようです。

東海地方で放映している生活情報番組「キャッチ!」のスタジオへ
東海地方で放映している生活情報番組「キャッチ!」のスタジオへ
カメラ撮影の方法を教えていただきます
カメラ撮影の方法を教えていただきます

生徒たちの撮影体験
生徒たちの撮影体験
キャスターの立つ位置へ足を運びます
キャスターの立つ位置へ足を運びます

事後学習

当日終了後、振り返りを行いました。以下、生徒の感想の一部抜粋です。・ニュース番組は真剣に言葉を選んで発言していて、バラエティではみんなが自由に発言していると思っていた。しかし、どんな番組においても、言葉や撮影には公共性に反しないための最大限の努力が払われていることを初めて知った。・現場に足を運んで、テレビの撮影がこんなにも大掛かりなものだと初めて知った。次からテレビを観る時は、そういうスタジオ現場の背景も想像しながら観るようにします。・今まで就きたい仕事がなかったけれど、テレビ局で仕事ができたらと思うようになりましt。最初から無理だと諦めないで頑張って夢に挑戦したいです。

所感 ・ 振り返り

実際に職場観察させていただいたことで、生徒たちは今まで知らなかった仕事内容や想いについて学ぶことができたようです。今回の経験を活かして、さらに具体的な自分の将来像を描けるように指導していきたいと思います。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス)

女子6名