「商店街まるごと教室にしてみよう！」というテーマで、3ヶ月にわたってインタビューや職場観察を通じて地域の歴史を学び、ボランティアを行うことで貢献する気持ちを育てていきます。
職場観察実施日：2013/5/12
計画・進捗
地域探求の授業と連動し、職場観察を通じてより地域の方々と関わり、貢献できるよう企画しました。
①4月22日 ： 事前学習（浅間神社の歴史、地図を確認）
②4月24日 ： 実際に歩いてみよう！地元新発見！（1・2年次生各15名ずつ）
③5月12・14日 ： 商店街の方々の想いややりがい、未来像をお聞きし、職場観察をさせていただく
④6月7・9日 ： 6/30に行われる神社の「輪くぐりまつり」準備のお手伝い
⑤7月19日 ： 4月から学んだことや感じたこと、静岡に根付いている神社と商店街についてプレゼンテーションを実施
事前打合せ ・ 事前学習
事前に浅間神社商店街理事会の理事長、岩崎さんと打ち合わせをさせていただきました。歴史を知る学習や各店舗の方とコミュニケーションをとりながら職場観察、そして、感謝の気持ちを込めてお祭り前のボランティア実施まで、スケジュールを検討・相談させていただきました。
当日の様子
5月12・14日
最初、生徒たちは初めて会う商店街の方々にとても緊張していましたが、お話を伺う中で少しずつ積極的になっていくことができたようです。各店舗を訪問し、事前学習でも学んだ山田長政の所縁エピソードなど歴史のことやそのお店の目玉商品などを聞いたり、仕事の体験までさせていただいたりしました。また、スカートの裾がほつれてしまった生徒に洋服店の女性が声をかけ、縫ってくださる出来事もありました。生徒はその優しさと心遣いにとても感激していました。その他にも浅間饅頭の試食をさせていただいたり、案内所では深い歴史を教えてくださったりと、様々な体験をさせていただきました。 仕事のやりがいや想い、未来像を聞きながらの職場観察で、生徒たちは「地元に誇りが持てるようになった」との感想を語っています。
事後学習
体験できたこと、新たに知って勉強になったことなどを事後学習のワークシートにまとめました。6月はいよいよこの体験を活かした商店街ポスター作りが始まります。事前準備の話し合いまでを行いました。
所感 ・ 振り返り
職場観察を通じて地域の方々とさらに信頼関係を築いていけるのではと考えています。商店街の方々からも活気が出るとの嬉しい声をいただきました。意欲を喚起する体験をさせてくださった方々のために何かできることはないか、生徒たちの感謝と貢献の気持ちを育てる良い機会になりました。今後も継続して行っていく予定です。
主催団体・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校（静岡キャンパス） 1・2年次生
各15～30名程度