ボランティア体験(大阪府・高校生)


大阪市ボランティア市民活動センター(大阪市社会福祉協議会内設置)が中心に活動している『ボラ☆チャレ』プログラムから、生徒が参加希望の活動を選択をしました。

 

ボランティア実施日:2013/3/27

計画・進捗

子供の健全育成を目指す施設や高齢者施設、また障害者施設で春のボランティア体験を実施しました。ここでは、人に喜んで笑顔になってもらえること・ありがとうと言っていただけることで自分自身も嬉しくなり、自分も笑顔になれることを学び、自他肯定感を育てることを目的としました。

事前打合せ ・ 事前学習

学校における事前学習は、心構えや注意事項などで、具体的な活動事前学習は参加施設で行われます。参加する生徒は、自分の足で出向いていき、施設での事前学習に参加します。当日の流れや具体的な活動の説明だけでなく、実際に働いている人の真剣な思い、実際にはどんな仕事があるのかなどを直接に聞く機会が得られます。

当日の様子

3月27日・28日の2日間にわたって実施しました。当日の職員の引率はなく、生徒たちは各自で参加施設に向かいます。高齢者施設では、お年寄りの散歩のお供であったり、ロビーでの話し相手や一緒に昼食をとったりしました。障害者施設では一緒に食事をしたり、実際の作業をしたりしました。また、スポーツチャンバラ協会でのボランティアは、参加している幼稚園生や小学生と一緒に汗を流しました。担任職員は、当日、参加施設の担当の方にご挨拶に伺いました。参加した生徒の表情から笑顔の中にも真剣さを感じ、本人には一言だけ声をかけ、その場をあとにしました。

高齢者施設にて
高齢者施設にて
障害者施設にて
障害者施設にて

スポーツチャンバラにて
スポーツチャンバラにて

事後学習

参加した生徒は、担任職員・キャンパス長と報告面談を行いました。「働く人のプロ意識を感じた」「楽しかった」「逆にお年寄りに親切にしてもらった」「自分の思っていたことと違って前向きにみんな生きていると思った」「少しでも役に立てたのなら嬉しい」などの声が聞かれました。「また、別の機会にも参加してみたいですか?」そんな問いかけに、全員が「また参加してみたい」と答えてくれました。

所感 ・ 振り返り

参加した生徒それぞれが前向きで温かい心になってくれたように思います。「次は○○をしてみたい」などの声も聞かれ、視野が広がったように感じました。きっと、人を笑顔にすることは、自分も笑顔になれることだと自然に学んでくれたのだと思います。そして、自然な気持ちで他者貢献の素晴らしさに気づいてくれたのだと感じました。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(大阪キャンパス)

男子2名、女子1名