職場観察から自分の将来の仕事について考える(東京・高校生)

自分たちが普段よく食べている乳製品を製造する森永乳業多摩工場を見学し、企業内の様々な仕事内容について学びました。自分の興味・関心を探るきっかけになったようです。

 

職場観察実施日:2013/5/16

計画・進捗

製造業の概要を知り、また、学校外での正しいマナーを実践するために、今回の職場観察を計画しました。

 

4月中旬、訪問先を検討し、担当を決めました。

4月22日(月)、1年生全員に職場観察の意義の説明を行いました。

5月8日(水)、マナー講座を実施。訪問先にご迷惑をお掛けしないようみんな真剣に取り組みました。

事前打合せ ・ 事前学習

4月中旬、先方と訪問の目的などを確認、打ち合わせを行いました。

5月13日(月)には事前学習を行い、①森永乳業とはどんな企業なのか ②乳製品製造による社会貢献について ③今回の職場観察の目的などについて話し合い、確認しました。

当日の様子

チーズ作り体験
チーズ作り体験

5月16日の当日、まず広報担当の方から企業説明をしていただきました。人の口に入る商品とあって、品質管理の徹底、森永乳業さん独自の社内資格「味覚マイスター制度」があるなど、厳しい基準で製造がされていることを知りました。また、製造業といっても一つの企業内で、「製造」、「広報」、「品質管理」、「工場のエネルギー担当」など様々な職種で多くの人が働いていることを知りました。その後、体験として、チーズ作りもさせていただきました。生徒たちは味覚マイスターの体験をさせていただいたり、発問に対して積極的に回答をしたり、積極的に学んでいました。

事後学習

事後学習では、感想などをワークシートに記入しました。生徒の多くが、製造業は製造ラインに携わるというイメージしか持っていなかったので、様々な職種に分かれていることが印象に残ったようです。また、自分が興味を持てそうなのはどの分野かということも考える機会としました。

その他、企業のCSR活動の一環として、河川の清掃などに取り組まれているというお話も興味深かったようで、働くということについて理解を深める良い機会になったようです

所感 ・ 振り返り

初めての職場観察ということもあって、全員とても楽しみにしていました。工場の中で様々な役割の仕事があることを知って、組織の中で働くということがどういうことなのか少しイメージできたようです。今後、他の業種でも職場観察をさせていただき、生徒が将来を考えるきっかけになればと考えています。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(立川キャンパス) 1年次

男子5名、女子7名